よくわかるAuto Layout iOSレスポンシブデザインをマスターを読んだ
「よくわかるAuto Layout iOSレスポンシブデザインをマスター」を読んでみました。
よくわかるAuto Layout iOSレスポンシブデザインをマスター
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川邉 雄介
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内容
本書の冒頭にこうあります。
「過去一度はXcodeを用いてiOSアプリを作ったことがあるが、Auto Layoutとサイズクラスを用いたAdaptive Layoutと言われると尻込みしてしまう開発者」を対象としています。
とあるように、iOSアプリ開発を普段やっている中級者向けの書籍です。
構成的には
- レイアウト作成の基礎
- Auto Layoutの基礎
- Auto Layoutレイアウトパターン
- サイズクラス基礎及び実践
とあります。
良かったところ
iOSのView周りや、Auto Layoutについて利用してはいるが、なんとなく漠然とした形で利用している部分があったところがかなり整理して理解できました。Intrinsic Content Sizeなどの特有の用語などの知識、画面レイアウトの考え方が理解できます。
特に「Auto Layoutレイアウトパターン」と「制約のデバッグ方法」についてはかなり実践的で良かった。
あと個人的にはIBだけでなく、コードでの制約の書き方の説明がちゃんとあったのがとても良かったです。
いまいち?なところ
特にないですが、敢えていうなら、レイアウトパターンについてはもう少し種類が多ければ良いなと思いました。
総評
iOS開発の書籍というと、初心者向けが多い中でAuto Layoutの中級者向けという、ニッチな分野の書籍はかなり貴重かなと思います。
特にこのView周りはOSのバージョンが上がると、やり方がすぐに変わってしまうところもあるのですが、レイアウトの基礎部分、考え方などは十分にこれからも通用するところであると思いました。
iOSアプリ開発者にはかなりオススメの一冊です!
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